挙式のある日の朝は、朝4時から仕事が始まります。
プルメリアブーケや、ハク(ヘッドレイ)、ヘアピース、ブートニアなどを作るために、今開き始めた花だけを摘みます。
プルメリアは、花が開くと数日咲いて、その後、木の下に花の姿のまま落ちます。
テレビやハワイで、耳にプルメリアを差している人を見かけますが、それは落ちたばかりの綺麗な物を使っています。
木に咲いている物をポキッと折って差そうとすると白いベトベトした樹液がでるので、採れたては耳に差せません。
さてさて、話を戻して…
ブーケには、咲いてから何日か経った花は使えないことは、時々このブログでもお話をしています。
その日に開花した物でなければ、木から採取すると、1-2時間もすると変色してしまいます。
だから、咲きたてのプルメリアだけを採りたいんですが…
朝早い時間でないと、どれが今日開いた花か区別ができなくなってしまいます。
ブーケを作るその日の早朝に開き始めた物だけを採取して、一旦水に取り樹液が止まり、完全に開くのを待って、ブーケに作っていきます。
これは、朝4時。 開きはじめのプルメリアを探そうという時の写真です。
青空じゃないのは、まだ日が昇ったばかりだから。
曇りではありません。
日が短い時期には、朝4時はまだ暗いのでヘッドランプを着けて採り始めます。
採り終わる頃には、日が昇ります。
さて、どれが咲いたばかりで、どれが昨日も咲いていた物かわかりますか???
結構難しいです。