マウイラニのホームページやブログではたびたび登場するワード
ハクレイ
簡単に言えば、頭につける花冠のことです。
詳しく説明すると・・・
ハク は、ハワイ語で頭という意味ではなく、創る、織りなす、主(オーナー)という意味がありますが、レイ・メイキングの技法の名称でもあります。
この ハク という技法は、葉や枝を使ったレイの基礎となる土台のことで、そこにいろいろな花を飾って作られたものが ハク・レイと呼ばれています。
ちなみに、頭はハワイ語で ポオ ですので、 レイポオという呼び方もします。
レイポオは、頭につけるレイという意味なので、
土台となる葉や枝を使わず、花だけで作ったものも含みます。
正しいハクレイの着け方は、王冠と同じ。
額と眉の間に平行に着けます。
へバンドのようには着けません。
実は、輪になっているわけではなく、はちまきのように後ろで結びますから、着けていて落ちてくることはありませんし、見えないようにピンで固定をすることもあります。
さて、マウイラニのハクレイには、たくさんの種類があります。
基本的には、土台となるものに花を飾っているものと、
お花だけで作られるものとがありますが、マウイラニでは ハクレイと呼びます。
人気NO.1は、プルメリアです。
同じく大人気のプルメリアブーケと同じお花を使って作ります。
ハクレイに必要なプルメリアの数は20~50個。
顔に近いところに着けるので、とてもよい香りです。
ブーケに使うプルメリアと合わせると、150~200個前後のプルメリアの花が花嫁さんのために使われます。 とても贅沢です。
プルメリア以外で人気が高いのは、白いお花を使ったハクレイです。
使う花は、季節によっていろいろです。
オーキッド、バラ、雪見草、チューベローズ、ジャスミン等々・・・
このハクレイは、なんとカーネーションです。
日本では、なじみのある花ですが、母の日というイメージが強いせいか、お写真を見せないで、カーネーションのレイをおすすめすると、だいたい断られます(笑)。
でも、ステキでしょ?
カーネーションだって、言わなければ気づかない方も、多いんです。
だまして使うということではなくて、ハワイではカーネーションをこんな風に使うんですよという代表です。
元々カーネーションをハワイではレイによく使います。
ハワイのスーパーのレイ売り場を覗くと必ずカーネーションのレイが売られていますよ。 機会があったら、是非探してみてください。
赤ちゃんにもカーネーションのレイを着けてみました。
カワイイ・・・。
生花のハクレイは、お花の豊富なマウイだからこそ!
どんな顔の形にも、体型にも、年齢にも似合うのがハクレイの良さです。
挙式の際には、ぜひ着けてみてください。